ライゼットバウアー

ブルー・ジンの誕生秘話　The secret story of Blue Gin

蒸留酒の製造を行っていたハンス・ライゼットバウアーは、新たにウォッカの販売を考えていました。しかし2003年の夏、妻ジュリアの一言で、ジンを造ることになりました。
「あなたのお気に入りのナイトキャップはジントニックじゃないの！」
その日からジンについての研究が始まりました。試作、試飲を重ねた末に誕生したのがブルー・ジン。その魅力はピュアなテイストとアロマティックなフレーバーにあります。原料の小麦はハンスの出身地であるオーストリアのオーバーエスタライヒ州産のムーラン種、仕上げに添加される水は自然のわき水、ボタニカル（植物性成分）は世界10カ国以上の地域から集めました。ストレートはもちろん、カクテルにも最適です。

ブルー・ジンの魅力　How special Blue Gin is !

ブルー・ジンは、連続式蒸留機で原液を造ることから始まります。ムーラン種の小麦を、300リットルの銅製蒸留釜を使って二度蒸留したのち、純度96％のトウモロコシ・アルコールと、ボタニカル（植物性成分）を加え、３回目の低温蒸留にかけ、ブルー・ジンが完成します。
ボタニカルに使われるのは、レモンピール、コリアンダー、ウコン、カンゾウなどのハーブやスパイスで、エジプト、中国、ベトナム、ルーマニア、トルコなどヨーロッパ、アジア、中東など10カ国以上の地域から集められました。特にジュニパーベリー（杜松）は最も重要で、地中海沿岸地域の収穫したてのフレッシュなものを使用。そのエレガントかつエネルギッシュなフレーバーは、ブルー・ジンならではの持ち味です。
仕上げに加えられる水は、オーストリア北西部オーバーエスタライヒ州ミュールフィアテル地方の牧草地に源を発する新生代第三紀（6500万年前から175万年前）のプライマリーロックの層からのわき水。水質が非常に柔らかいため、原種の香りが引き立ち、アロマとマイルドな口当たりが生まれます。ストレートなら16〜18度の高めの温度で、マティーニ、ギブソンなどのカクテルにしてもお楽しみいただけます。