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ラ・モンティーナ
ラ・モンティーナ社は、1987年にボッツァ家の3兄弟、ヴィットーリオ、ジャン・カルロ、アルベルトによって設立されました。
彼らは一家のワイン醸造の伝統に則り、約85,000立方メートルに相当する土を丘陵の斜面からくり抜き、広さ約7,500平方メートルの醸造設備のすべてを地下に設けました。
現在では、後継世代のミケーレとダニエレが、革新的かつ技術的に高度なコンセプトに従って、先代の伝統の新たな解釈をラ・モンティーナで試みています。現在はフランチャコルタDOCGに特化し、フランチャコルタの最も代表的な造り手のひとりとして年間約40万本を生産しています。
ブドウ畑はフランチャコルタ北東部の端に位置するブレシア地方のモンティチェッリ・ブルザーティ村にあり、面積は72ヘクタールに及びます。ムニーナ渓谷上流の自然に形成された氷堆積盆地にブドウ畑とロマンチックなイゼオ湖があり、この地形に育まれた特別なミクロクリマでブドウが栽培されています。この地は、ブドウ樹とオリーブの成長と成熟に最適な自然環境なのです。
ラ・モンティーナに関する最初の信頼できる情報は、法王パウロ6世の祖先であるベネデット・モンティーニが現在のヴィッラ・バイアーナという邸宅を建設した1620年までさかのぼります。ヴィッラ・バイアーナおよび隣接するラ・モンティーナの敷地には、フランチャコルタ・レモ・ビアンコ現代美術館があります。2004年9月より一般に公開されているこの美術館には、レモ・ビアンコ(1922年ミラノ市デルガノ出身、1988年没)の作品400点のうち100点ほどが随時展示されています。レモ・ビアンコは、1950年代から1970年代のイタリア美術を代表するアーティストです。
特筆すべきこととして、ラ・モンティーナは有名なサッカークラブであるACミランのオフィシャルサプライヤーに選ばれています。
その伝統に全幅の敬意を表し、ラ・モンティーナは自らのイメージを常に更新していくにあたって、「母なる自然」の色、価値、原理に従ってきました。すなわち、多彩であり、本物志向であり、新しさがあるというイメージに、伝統的な価値が維持され継承されており、そのイメージを伝えるために倫理的かつ審美的な選択を重ね、同時にそれを刷新していくということです。ラ・モンティーナをフランチャコルタの代表的な生産者にしたそのワインは、現在でも伝統的な形のボトルに入れられているものの、イメージとラベルの色は新しくなっています。スタイルの選択が人生の選択につながるということはワインについても同様です。
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